教室 折形教室 応用コース/令和アカデミー倶楽部
折形教室・基礎コースを学んだ方で、さらに「折形」を時候の中で活かしたいという方々のための教室です。平凡社の『半紙で折る折形歳時記』をテキストとし、伝統の「折形」を含め学んでいきます。折にふれて伊勢貞丈の『包之記』を読み、伝統的な武家故実の折形を折る体験を通じて折形を経験として深めていきたいと思います。日本人がいかに季節と共に暮らしてきたか、その知恵と美意識を折形で味わいたいと思います。一度受講をした方も大歓迎です。
お申し込みは下記URL(令和アカデミー倶楽部)にて受付いたします。
折形教室 応用コース(全6回)
応用コース 昼の部
https://reiwa-academyclub.jp/course/post/1647/
応用コース 夜の部
https://reiwa-academyclub.jp/course/post/1642/
4月 新茶を包む 4月12日(火) 14:00~16:00
立春から数えて八十八日目、新茶の季節です。
芳醇な香気をたたえた新茶の包みを学びます。
5月 夏足袋を包む 5月10日(火) 14:00~16:00
お茶や日本舞踊などお稽古をしている方に
夏足袋を贈り物してはいかがでしょうか。
6月 扇を包む 6月14日(火) 14:00~16:00
古来より扇は贈答品として用いられてきました。
紙を折る点で折形と扇は共通点があります。
涼を取るばかりでない扇についても考えたいと思います。
7月 花火を包む 7月12日(火) 14:00~16:00
夏の夜空を彩る花火や手花火の背後には、
仏教行事や土俗的な信仰が深く関わっています。
それらを紐解きながら、花火包みを学びます。
8月 草花を包む 8月9日(火) 14:00~16:00
九月九日は、陽なる数字の九が重なるところから重陽の節供です。
別名、菊の節供ですので、菊を包み、陰陽の考え方を学び直したいと思います。
9月 実と種を包む 9月13日(火) 14:00~16:00
秋は実りの季節。
植物は越冬の準備として、実や種で生命を包みます。
折形の包む営みに通じていることも考えていきたいと思います。