展覧会 つつみのことわり 越山計画にて開催
つつみのことわり
伊勢貞丈「包之記」の研究 山口信博+折形デザイン研究所
折形は贈答の際の包みと結びの礼法である。その折形のバイブル的な存在に伊勢貞丈の「包結図説」がある。江戸の中期、天保十一年(1840)に出版されたものだ。「包之記」を上巻、「結之記」を下巻とし合わせて「包結図説」と呼ばれている。
その「包之記」には二十三種の折形が図入りで紹介されているが、ほとんどが見開きに完成図と展開図が示されているのみである。
この完成図と展開図の間の、省略された手順をダイアグラム化し、それを通して思考の原理・原形や文化的無意識を読み解くという試みの展覧会である。さらに、山口信博と折形デザイン研究所が十年余にわたって、古典とどのように向き合い、そこから飛躍して具体的な形へいかに着地させてきたかを、見ていただく展覧会でもある。 山口信博
年始にクリエイションギャラリーG8で開催した展覧会の巡回展です。新しい空間での展示をご覧ください。
会場/越山計画
日時/2013/8/6(火)~2013/8/24(土)12:00~22:00
8.14-8.18休館日曜・祝日休館 入場無料
※会期中にトークショーとワークショップも開催します。
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